2012.04.09 (月)
[TIPS]助手席に三脚でカメラを固定する方法
このブログでは道路を走行中の写真がよく出てきます。
基本的に一人旅のおっさんなのにどうやって撮っているのかという話ですが、なんてことはありません。助手席に固定した三脚にカメラを取り付けて、運転しながらレリーズのシャッターボタンをぽちぽち押すだけです。

こんな感じで固定しています。コツがいくつあるので、設置する手順に従ってご紹介しましょう。慣れると10分かからずに設置できますよ。
基本的に一人旅のおっさんなのにどうやって撮っているのかという話ですが、なんてことはありません。助手席に固定した三脚にカメラを取り付けて、運転しながらレリーズのシャッターボタンをぽちぽち押すだけです。

こんな感じで固定しています。コツがいくつあるので、設置する手順に従ってご紹介しましょう。慣れると10分かからずに設置できますよ。
●一本目は助手席の斜め奥の角につく
助手席足元の左斜め奥の角、もうこれ以上角にはいけないわあという位置に一本目をつきましょう。長さはあとで微調整しますが、とりあえず目一杯伸ばしておくエレベーターを一番縮めた状態で雲台がダッシュボードの高さより少し上ぐらいになるような長さにしておくといいでしょう。
●二本目は脚を広げて運転席シートすれすれに
三脚は重心が低いほど安定しますので、できるだけ脚を拡げながら、二本目を運転席のシートすれすれの位置につきます。危険ですので、あくまで運転の邪魔にならないよう、脚の下をくぐらせる感じで調整してください。
助手席側の脚を気持ち斜め前にして角度をつけると、安定するのと同時に運転席側の脚が深く入ってくるのでおすすめです。
長さは同じく目一杯伸ばしおくといいでしょう。
●三本目は助手席のシート根本に
三本目は、三脚の雲台部分が水平になるように脚の長さを調節しながら、助手席の座席と背もたれの付け根あたりに挿し込むような感じでつきます。必要に応じて助手席の位置を前後に動かしながら試してみてください。
●カメラを雲台に固定する
カメラを雲台に載せます。私の三脚にはクイックシューがついているので楽ちんです。クイックシューというのは、予めカメラ側に雲台とのアタッチメントになるパーツをネジ留めしておけば、いざ三脚を使うときに雲台についているレバーを上げてアタッチメントを噛ませてレバーを閉じるだけで装着が完了するという優れ物。
カメラ側に常にアタッチメントをつけたままになるので、若干カメラのサイズと重量が増えるのが欠点といえば欠点です。
●三脚の脚の長さ、エレベーターの高さ、雲台のレバーなどを調整する
いつも運転している体制で運転席に座ります。三脚の脚が運転の邪魔にならないか、サイドミラーがカメラで隠れないか、カメラは水平になるかなどを確認しながら三脚の脚の長さ、エレベーターの高さを調整します。
カメラの液晶画面やファインダーで、写り具合の確認をしながらレバーなどを微調整します。とくに水平がとれているかどうかはよく確かめてください。「よーし今日もよさそうな写真がたくさん撮れたなあ(^^)」と嬉々として帰ってきたら全部右に傾いていた、なんてことがあります。
走っているうちに振動で傾いてきたりするので、定期的に安全な場所に車をとめて確認するといいですよ。
●ストラップを巻き込みながらシートベルトで固定する
三脚・カメラの調整が済んだら、カメラのストラップを三脚の脚に巻き込むようにしながらシートベルトで固定します。ストラップの輪にぐるりと一回通してからシートベルトをとめると安定します。
画像のように、ストラップがピーンと張った状態にするとがっちり固定されます。いろいろ調整しながらがんばってみてください。出来上がったら手でぐいぐいと前後左右に押してみてぐらつかなかったらOKです。
●レリーズを取り付ける
まーレリーズがない場合は左手でシャッターボタンを押してもいいのですが、危険なのとタイミングが合わせづらいのでレリーズの使用を強くおすすめします。
●シャッタースピードを調整する
意外と忘れがちなのがシャッタースピードの調整です。プログラムオートにおまかせの状態だと、晴れた日にはシャッタースピードが1/30とか1/60になりますので、走りながらシャッターを切ると確実にブレます。
ですので、私はシャッタースピード優先モードにして、一般道では1/320、高速道路では1/640で撮っています。ISOは自動です。これならブレの問題はクリアできるのですが、夜景にめっぽう弱いのが辛いところです。
ISOを6400か12800まで上げればそこそこ撮れるんですが、ノイズの問題が出てくるんですよねえ。まー夜景については今後の課題です。
●PLフィルターはつけない
過去の失敗から。走行中には調整ができないため、PLフィルターはつけないほうがいいです。角度がハマればそりゃ綺麗に撮れますけど、運転中は刻一刻と光線具合が変わりますので…。
●オートフォーカスがおすすめだけど映りこみも
で、最後にピント合わせの問題です。オートフォーカスでも大体は問題なく撮れるのですが、光の加減によってはフロントガラスに反射したダッシュボードにピントが合ってしまうことがあります。
それならばと、マニュアルフォーカスである一定の距離のところにピントを固定して撮ってみたことがあるのですが、これがどうにも締まらないのです。よほどいいタイミングでシャッターを切らないとどこにもピントが合っていないような写真になってしまう。
あまりシャッターのタイミングに神経を使いながら運転するのは危険なので、結局オートフォーカスでいいやということに最近ではなりました。
オートフォーカスでのミスショットを防ぐには、ダッシュボードに黒い布を敷くなりして反射を防ぐ対策などをするといいでしょうね。私も今度やってみようと思っています。
●画角の調整をする
三脚をいじったりレリーズをぐいぐいしたりしていると、知らず知らずのうちにカメラがずれていたりすることがありますので、車を出す前にもう一度液晶やファインダーを見てどういう画が撮れるのかを確認しておきましょう。
私は車載カメラ感を出すためにわずかにボンネットをいれるようにしていますが、そのあたりはお好みでいろいろ試してみてください。
●安全運転で行ってらっしゃい
この状態では、顔の高さのすぐ横に当たるとちょっと痛いかっちかちの塊があるということですので、万が一の場合には思わぬ怪我に繋がること恐れもあります。いつも以上に安全運転を心がけたいものですね。
ブログランキングに参加しています。ご声援をいただけると取材に行きたいのに時間がない、でも時間は作るものなんだ!がんばれ俺!というなんか前向きなおっさんが喜びます。
助手席足元の左斜め奥の角、もうこれ以上角にはいけないわあという位置に一本目をつきましょう。長さはあとで微調整しますが、とりあえず
●二本目は脚を広げて運転席シートすれすれに
三脚は重心が低いほど安定しますので、できるだけ脚を拡げながら、二本目を運転席のシートすれすれの位置につきます。危険ですので、あくまで運転の邪魔にならないよう、脚の下をくぐらせる感じで調整してください。
助手席側の脚を気持ち斜め前にして角度をつけると、安定するのと同時に運転席側の脚が深く入ってくるのでおすすめです。
長さは同じく目一杯伸ばしおくといいでしょう。
●三本目は助手席のシート根本に
三本目は、三脚の雲台部分が水平になるように脚の長さを調節しながら、助手席の座席と背もたれの付け根あたりに挿し込むような感じでつきます。必要に応じて助手席の位置を前後に動かしながら試してみてください。
●カメラを雲台に固定する
カメラを雲台に載せます。私の三脚にはクイックシューがついているので楽ちんです。クイックシューというのは、予めカメラ側に雲台とのアタッチメントになるパーツをネジ留めしておけば、いざ三脚を使うときに雲台についているレバーを上げてアタッチメントを噛ませてレバーを閉じるだけで装着が完了するという優れ物。
カメラ側に常にアタッチメントをつけたままになるので、若干カメラのサイズと重量が増えるのが欠点といえば欠点です。
●三脚の脚の長さ、エレベーターの高さ、雲台のレバーなどを調整する
いつも運転している体制で運転席に座ります。三脚の脚が運転の邪魔にならないか、サイドミラーがカメラで隠れないか、カメラは水平になるかなどを確認しながら三脚の脚の長さ、エレベーターの高さを調整します。
カメラの液晶画面やファインダーで、写り具合の確認をしながらレバーなどを微調整します。とくに水平がとれているかどうかはよく確かめてください。「よーし今日もよさそうな写真がたくさん撮れたなあ(^^)」と嬉々として帰ってきたら全部右に傾いていた、なんてことがあります。
走っているうちに振動で傾いてきたりするので、定期的に安全な場所に車をとめて確認するといいですよ。
●ストラップを巻き込みながらシートベルトで固定する
三脚・カメラの調整が済んだら、カメラのストラップを三脚の脚に巻き込むようにしながらシートベルトで固定します。ストラップの輪にぐるりと一回通してからシートベルトをとめると安定します。
画像のように、ストラップがピーンと張った状態にするとがっちり固定されます。いろいろ調整しながらがんばってみてください。出来上がったら手でぐいぐいと前後左右に押してみてぐらつかなかったらOKです。
●レリーズを取り付ける
まーレリーズがない場合は左手でシャッターボタンを押してもいいのですが、危険なのとタイミングが合わせづらいのでレリーズの使用を強くおすすめします。
●シャッタースピードを調整する
意外と忘れがちなのがシャッタースピードの調整です。プログラムオートにおまかせの状態だと、晴れた日にはシャッタースピードが1/30とか1/60になりますので、走りながらシャッターを切ると確実にブレます。
ですので、私はシャッタースピード優先モードにして、一般道では1/320、高速道路では1/640で撮っています。ISOは自動です。これならブレの問題はクリアできるのですが、夜景にめっぽう弱いのが辛いところです。
ISOを6400か12800まで上げればそこそこ撮れるんですが、ノイズの問題が出てくるんですよねえ。まー夜景については今後の課題です。
●PLフィルターはつけない
過去の失敗から。走行中には調整ができないため、PLフィルターはつけないほうがいいです。角度がハマればそりゃ綺麗に撮れますけど、運転中は刻一刻と光線具合が変わりますので…。
●オートフォーカスがおすすめだけど映りこみも
で、最後にピント合わせの問題です。オートフォーカスでも大体は問題なく撮れるのですが、光の加減によってはフロントガラスに反射したダッシュボードにピントが合ってしまうことがあります。
それならばと、マニュアルフォーカスである一定の距離のところにピントを固定して撮ってみたことがあるのですが、これがどうにも締まらないのです。よほどいいタイミングでシャッターを切らないとどこにもピントが合っていないような写真になってしまう。
あまりシャッターのタイミングに神経を使いながら運転するのは危険なので、結局オートフォーカスでいいやということに最近ではなりました。
オートフォーカスでのミスショットを防ぐには、ダッシュボードに黒い布を敷くなりして反射を防ぐ対策などをするといいでしょうね。私も今度やってみようと思っています。
●画角の調整をする
三脚をいじったりレリーズをぐいぐいしたりしていると、知らず知らずのうちにカメラがずれていたりすることがありますので、車を出す前にもう一度液晶やファインダーを見てどういう画が撮れるのかを確認しておきましょう。
私は車載カメラ感を出すためにわずかにボンネットをいれるようにしていますが、そのあたりはお好みでいろいろ試してみてください。
●安全運転で行ってらっしゃい
この状態では、顔の高さのすぐ横に当たるとちょっと痛いかっちかちの塊があるということですので、万が一の場合には思わぬ怪我に繋がること恐れもあります。いつも以上に安全運転を心がけたいものですね。
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tag : 車載カメラ
コメントの投稿
こんばんは。
なるほど。なるほど。色々工夫があるんですね。
僕はスマホでパシャリです(o≧▽゜)o
僕はスマホでパシャリです(o≧▽゜)o
こんばんは!
>ようへいさん
おお、スマホですか!私もGalaxy S2 LTEを買ったんですが、バッテリーがすぐなくなるので元の電話機に戻してしまいました。使いこなすにはコツがいりそうですね。
助手席の画像は眠らせていたGalaxy S2 LTEを引っ張りだしてきて撮ったんですよー。カメラの写真を撮るときにはあると便利ですね(笑)。
おお、スマホですか!私もGalaxy S2 LTEを買ったんですが、バッテリーがすぐなくなるので元の電話機に戻してしまいました。使いこなすにはコツがいりそうですね。
助手席の画像は眠らせていたGalaxy S2 LTEを引っ張りだしてきて撮ったんですよー。カメラの写真を撮るときにはあると便利ですね(笑)。
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